2012年7月29日日曜日

子どもモノづくり学校vol.3「音の秘密が学べる手作りスピーカー親子教室」

いよいよ子ども達は夏休み!
暑さも真っ盛りの今日でしたが、大好評いただいている子どもモノづくり学校の第3弾を行いました。今回は夏休みの自由工作にもピッタリな、手作りスピーカー教室です。


講師には「音のバリアフリー」を目指して活動されている、NPO法人ユニバーサル・サウンドデザインから3名の方に来ていただき、前半は音の秘密を学ぶ実験、後半は塩ビ管を使った手作りスピーカーに挑戦しました。


音の実験①は糸でんわとバネでんわの聞き比べでした。バネは固いので、より音が伝わりやすいそうです。またバネを揺すってみたりしながら、聞こえてくる音の違いを体感してみました。


音の実験②はビニールの袋の中に小さい発泡スチロールを入れて、声や音でふるえる振動の観察です。同じ大きさの音でも、高さによってふるえ方が違うことが分かり、子どもたちも面白い動きのする玉に興味深々でした。


後半は、塩ビ管を組み合わせてスピーカーを手作りしてみました。形や長さによって聞こえる音が全然違うことが分かり、親子でいろいろと工夫をする様子が見られました。全員音を出すことには成功し、中にはDSの音を出して試している子もいました。

今回作ったスピーカーは家に持ち帰って、塩ビ管を紙の箱に変えてみることもできます。最後には講師の通称ハカセから「音の秘密は奥深いから、家に帰ってもっと工夫してみてね」とアドバイスしていただきました。

子どもモノづくり学校の次回は「足踏みろくろで作る 木の指輪づくり」です。こちらはまだ募集中ですので、是非ご参加ください。(By A)










2012年7月26日木曜日

シネマばなし@大明 始まりました!

夏の恒例イベント 大明シネマ。今年は意外な接点のある2作品を上映します。
1作目は1985年に上映され大ヒットした「バック・トゥ・ザ・フューチャーパート1」
2作目は永遠のスター、ジェームス・ディーン主演の「エデンの東」です。

この2作品にどんな接点があるかというと、「バック~」の主人公がタイムスリップした時代は1955年で「エデンの東」はその1955年に上映された作品なのです。
2本続けて鑑賞すると、主人公になった気分になる、、かもしれません。

そして、今年は映画観賞をもっと楽しめるように上映に先駆け関連した講演会・レクチャー
”シネマばなし@大明”を開催いまします。

全4回で既に2回終了しましたので様子をお伝えします。

① 7月17日(火)13時30分~15時 「ジェームス・ディーンとその時代~表話編~」
  
  
   
スピーカーに映画ジャーナリストの中山治美さんをお招きしました。

1955年の新聞記事のコピーを配布し当時の日本の社会状況を思い返し、また、スクリーンデビューする前のジェームス・ディーンが出演した清涼飲料水のCM映像をお見せし、撮影時の裏話などを語っていただきました。
エデンの東の感動的なラストシーン、あれば台本にないジェームス・ディーンのアドリブだったそうです。それを踏まえて映画をみると一層興味深いものになると思います。




② 7月24日(日)13時30分~15時「日本映画とハリウッドの制作現場の大きな違い!」
  スピーカーに最近新作が公開された映画監督の浜本正機さんをお招きしました。

 1986年にオーストラリアで撮影を敢行した日本映画のプロダクションに助監督で参加した経験等をもとに日本とハリウッドの制作システム、働く環境等を楽しく話していただきました。

その違いを端的に言うと、ハリウッドはスタッフの時間を買い、日本はスタッフの人生を買う、だそうです。なるほど。。
 浜本さんは、現在新作の準備中だそうです、完成が楽しみです。



シネマばなしは、あと2回あります。まだお席に余裕がありますので、ご興味のある方ぜひお越しください。申し込みはみらい館大明まで(03-3986-7186)

88日(水)19時~2030
「ジェームス・ディーンとその時代」 スピーカー:中山治美さん(映画ジャーナリスト)
④89日(木) 15時~18
 「タイムマシーン製造を一緒に妄想しよう!」
妄想案内人:須藤さん、松川さん(理系大学生)
参加費:①1000円(ワイン1杯サービス) ②500円(飲物サービス)

2012年7月22日日曜日

日本食文化考察シリーズ第3弾「日本ワインをもっと楽しもう」を3日目、​無事終了しました。

3日目は、岩手県のくずまきワインをとりあげました。
レクチャーゲストはくずまきワイン営業部の鳩岡明彦さんです。

くずまきワインは一般のワイナリーとは出自が多少異なり、地域活性化​を目的とし、地域の特産品である山葡萄を地域の宝に育てようと、​ワインづくりを始めた、第3セクターです。

岩手県葛巻町から当日お越しいたいた鳩岡さんの軽妙な岩手訛​りの説明が朴訥として、参加者の笑顔を誘っていました。
参加者のアンケートにも各テーブルをまわって丁寧にワインの説明をして下さった鳩岡さんのお人柄に好感を持った記載が多くみつけられました。葛巻町に行ってみたい!との声もありました。

(ワイン片手に説明をしているのが鳩岡さんです)



今回の試飲、試食はこちら

試飲ワイン
スパークリング) ほたるSP赤 
白)星/風 
赤)ゆい/澤登ブラックぺガール/蒼 

試食メニュー
鯛の昆布〆
マグロの赤身のヅケ
岩手短角牛のすじポン
ワカメときゅうりの酢の物
松前豆腐の冷や奴
ごぼうと蓮のキンピラ
ポテトサラダ
出汁巻き卵(穴子入り)
鮭の西京焼き
ラムショルダーのジンギスカン
岩手短角牛のロースステーキ
冷やし納豆蕎麦


爽やかに飲み口のワインが多く提供した食事ととても合うと参加者から好評でした。

葛巻町では、町のソウフフードといっても過言ではないジンギスカンを食べる時に赤ワイン”ゆい”を湯飲み茶碗に注いで、氷を入れておいしそうに飲む方もいるそうです。
えー、そんなことしても、いいのと思いつつ試してみましたが、非常にジンギスカンと合いました!口の中が爽やかになり、食が進みます!これから東京も暑くなるので、夏にはもってこいの楽しみ方です!(by t)

2012年7月18日水曜日

もっと好きになるためのシェイクスピア講座が始まりました!!


大明Hi-schoolあらまな科より、あたらしい講座「~あらためて魅力を再発見!!~もっと好きになるためのシェイクスピア講座」が始まりました。

今回は全3回で、シェイクスピアの作品についてあらためて学んでいきます。講師は前回に引き続き、JOKO演劇学校の松本先生です。1日目となる本日は、シェイクスピアがロンドンに来たばかりの様子を描いた映画「恋に落ちたシェイクスピア」を流しながら、当時のイギリスの街中やお芝居の様子を語っていただきました。


アカデミー賞も受賞したこの作品自体が面白いのですが、各シーンに合わせて松本先生が話してくれる、シェイクスピアにまつわる当時のエピソードがとても分かりやすかったです。特に、お芝居に関わることだけではなく、シェイクスピアが実は投資家的な活動をしていたことや、当時の演劇がビジネスに近い部分もあったことなど、意外な話も聞く事ができました。

次回は、シェイクスピア作品の中でも有名な喜劇「真夏の夜の夢」を講読しながら、作品の面白さを深めていきます。次回もお楽しみにしてください!(By A)

2012年7月17日火曜日

朗読入門講座 ~今を読む~終了しました。

~今を読む~は、新聞をテキストとして使用した朗読講座です。

5月24日~6月28日、全6回で開催しました。講師はみらい館大明を稽古で利用している劇団徒紀の奏 主宰の酒井孝宏さんです。
毎回次週読むテキストを酒井さんがエッセイ、社会面の記事、一面の事件ニュース、川柳等を新聞記事から選びました。内容は多岐にわたりました。
講座の最終回は、参加者が自分で選んだ新聞記事を全員の前で発表です。
選んだ記事は、参加者の個性が反映されていて、非常に興味深い発表会になりました。


(写真は発表前の練習時間の写真。仲間うちとはいえ個人発表なので少し緊張気味です。)

そして、今回酒井さんのご厚意で講座とは別に講座参加者が観客となる朗読会を開催しました。
数編の詩の朗読の後、ご自身の数奇な運命を書いた藤原咲子さんの自伝短編小説を朗読していただけました。
満州から引き揚げてくる船上の話しです。さすが役者さん、登場人物のせりふを迫力ある声で読む等、情景描写とのメリハリがとても良かったです。全員が聞き入っていました。



朗読会終了後に懇親会を行い、各自が参加している朗読の勉強会の様子等活発な情報交換が行われていました。

2012年7月16日月曜日

7月~8月に実施する講座のご紹介(続き)

続いて、異文化体感イベントと子どもモノづくり学校シリーズからの新しい講座の紹介です。

●お申込みはお電話か窓口まで
TEL:03-3986-7186
●会場:みらい館大明(池袋3-30-8)
※池袋駅から徒歩15分、東京メトロ要町駅から徒歩7分
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異文化体感イベントvol.8メコンの食「アジアのお米いろいろ」~

赤飯のルーツはメコン地域だってことをご存じですか?
雲南省の天空に届くほどの棚田では、今も稲作が行われています。

今回はメコン地域で栽培されているお米とその食べ方のバリエーションを通して、メコンの人たちの生活文化の豊かさを体感します

●日時:7月21日(土)14時~15時半
●場所:みらい館大明 coco cafe
●参加費:1000円(試食・実習代含む)
●定員:20名(先着順・事前申し込み)

●プログラム
①アジアの稲作とコメ
スライドや動画で、メコン地域の稲作風景や人々の暮らしを観ます

②ベトナム生春巻きの作り方実習
これでもう失敗知らず!!皮の戻し方、きれいな巻き方をマスターします

③試食
ご飯だけではない、麺になったりデザートにもなる、アジアのコメの豊かさを味覚で体感します

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子どもモノづくり学校vol.3~音の秘密が学べる手作りスピーカー親子教室~

☆ここがおススメポイント!!
①実験しながら、音の秘密が学べます。
②自分だけの手作りスピーカーを作ります。
③作ったスピーカーは持ち帰れるので、夏休みの自由工作にもピッタリです。

●日時:7月29日(日)13時半~15時半
●場所:みらい館大明
●参加費:500円(お子様お一人につき)
●定員:15組(先着順・事前申し込み)
※基本的には親子でのご参加になります

●プログラム
① 音は振動がつくる!!
・実験1 紙コップの糸電話 紙コップのバネ電話

② 音をみてみよう!! 共振・共鳴って何?
・実験2 踊る発砲スチロール

③ スピーカーの仕組みを知ろう!! 
・電気で振動をおこすことでスピーカーから音が出る
仕組みを学びます

④ スピーカーによる音の違いを体験してみよう!!
・異なるスピーカーを使って、音の聞き比べをします

⑤ 塩ビ管でスピーカーをつくってみよう!!
・実際に塩ビ管を使って、自作スピーカーを作ります。

7月~8月に実施する講座のご紹介!!

続いて、7月~8月に実施する講座のご紹介です。
まだ空席がありますので、ご関心のある講座がありましたら是非ご参加ください。


●お申込みはお電話か窓口まで
TEL:03-3986-7186
●会場:みらい館大明(池袋3-30-8)
※池袋駅から徒歩15分、東京メトロ要町駅から徒歩7分

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「シネマばなし@大明」~映画のオモテとウラが学べる講演&レクチャー~

年のたいめいシネマは1985年に上映された、高校生が車型タイムマシーンで過去へ行き大活躍する「バック・トゥ・ザ・フューチャー」と、映画の舞台となった1955年に上映された「エデンの東」の2本です。シネマばなし@大明ではこの2作品に関連した講演とレクチャーを上映に先駆けて行います。映画制作現場の話も聞ける内容で、鑑賞する楽しさが35倍に広がります!

※各回、個別にお申込みができます。

●参加費:パート①~③は1000円
(パート④のみ500円) 
●定員:各回25名(先着順)

●詳細
Part①
7/17(火) 13時30分~15時
「ジェームス・ディーンとその時代 ~表話編~」
スピーカー:中山治美さん(映画ジャーナリスト)

Part②
7/24(火) 13時30分~15時
「日本映画とハリウッド映画の制作現場の大きな違い?」
スピーカー:浜本正機さん(映画監督)

Part③
8/8(水) 19時~20時30分
「ジェームス・ディーンとその時代 ~裏話編~」
スピーカー:中山治美さん(映画ジャーナリスト)

Part④
8/9(木) 15時~18時
「タイムマシン製造を一緒に妄想しよう!」
妄想案内人:須藤さん・松川さん(理系大学生)

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「もっと好きになるためのシェイクスピア講座」~あらためて魅力を再発見!!~

これまで何となく鑑賞してきた作品の魅力を、あらためて学んでいく講座です。今回はそれぞれの作品から選りすぐった文章を講読していきながら、どんな意味が隠されているのかを探っていきます。

●日時:7/18、7/25、8/1 (水曜日)
※19:00~20:30
●参加費 2000円(全3回)
●定 員 20名

講師 松本永実子
(JOKO演劇学校教務主任)
【プロフィール】 カリフォルニア大学大学院人文学部演劇学科(MA)
ニューヨーク市立大学大学院人文学部演劇学科博士課程(MPh)
・主な演出 「マーヴィンの部屋」(翻訳も)、「クリスマス・キャロル」(脚本も)
「ジュリエットたち」「チャリング・クロス街84番地」(以上劇団昴)ほか
・翻訳 「マーヴィンの部屋」(而立書房) 「スタニスラフスキー入門」(而立書房)

●詳細
第1回
シェイクスピアの人と生涯
~彼はなぜ歴史劇を書いたのか?
シェイクスピア劇はどのように上映されていたのか?~
第2回
シェイクスピアの喜劇
~『真夏の夜の夢』を読む/映画のシェイクスピア~
第3回
シェイクスピアの悲劇
~『オセロー』を読む/日本のシェイクスピア上演~

みらい館大明「夏の2大イベント」のご紹介!!

こんにちは!大明の阿部です。
今日は海の日にふさわしい晴天で、いよいよ夏真っ盛りですね。

さて、本日は毎年恒例の夏の2大イベントのご紹介です。
いずれも無料開催ですので、お気軽にご参加ください!

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【8月1日(水)】~たいめい花火大会~


今年は花火の前に、ボランティアの学生による楽しいゲーム大会も行います。
お友達を誘って皆さまでご参加ください。

●時間:18時~20時(開場は17時半~、花火は19時から開始
●場所:みらい館大明 グランド
●入場無料

※雨天中止
※配布するのは手持ち花火です
※打ち上げ花火は行いません
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【8月11日(土)】~大明シネマ2012夏~

今年の大明シネマは1985年に上映された、高校生が車型のタイムマシーンで過去へ行き大活躍する「バック・トゥ・ザ・フューチャー:パート1」と、映画の舞台となった1955年に上映された「エデンの東」の2本です。上映する作品に関連した講演とレクチャーを上映に先駆け行います。そちらもぜひご参加下さい。

●上映時間
バック・トゥ・ザ・フューチャーPart1](日本語吹き替え)
11時~13時
過去に行って今を変えよう!!大ヒットコメディ映画
ポップコーンサービス

[エデンの東](字幕)
14時~16時
3作品の主演作を残し、若くしてこの世を去った伝説の俳優ジェームス・ディーンの初主演作品。 
ポップコーンサービス

●入場無料
●定員30名(先着順)
●申込みはお電話か窓口まで
TEL:03-3986-7186

2012年7月14日土曜日

体験的語学講座 韓国語入門編終了しました。

みらい館大明の定番人気講座 韓国語入門講座が開催されました。
5月22日・29日・6月5日・19日 全4回で途中の6月12日に新大久保の韓国料理での食事会がありました。

 今回から、韓国・釜山出身の林徳仁(リムドッキン)さんが講師です。とても声が通り、わかりやすい講義を行ってくれました。

 食事会では、講師の林さんが韓国の方の食事マナーの説明をしたり、参加者の希望を聞いて料理を頼んだりととても楽しい会になりました。
 もちろん、講座参加者はオーダーをする時に、店員さんに覚えたての韓国語で駆使します。
通じると勉強意欲がわくものです。
 参加者が、継続して勉強したいと希望して自主サークルが結成されました。

サークル名は仮ですが”マッコリの会”だそうです。

早速、7月から勉強会を開始しています。がんばって長く続けてください。(by t)


残念ながら食事会の写真がないので、講義風景の写真です。

2012年7月13日金曜日

日本ワインをもっと楽しもう!二回目 岩の原葡萄園編を開催しました。

本講座2日目は新潟県の”岩の原葡萄園”を取り上げました。
レクチャーゲストは株式会社岩の原葡萄園社長の坂田敏さんです。
サポートで、営業部長の小林さんにもご協力いただきました。

(黒板の前にいるのが坂田社長、右の白いシャツの方が小林さんです。)


  勝海舟との交流から着想を得た創始者川上善兵衛氏は私財を投げ打って葡萄栽培、ワインづくりを始め、赤玉ポートワインが流行した時、同様の商品を作れば売れたのに川上氏はそれを拒みあくまでも本格ワインにこだわったそうです。
創業120年、その努力が実りおいしいワインを送りだしています。
日本の風土に合わせて開発されたマスカット・ベーリーAは川上氏の努力の結晶で、日本の葡萄の品種の6割程は何らか関わりがあるということです。

今回、そのワインを8種類提供していただき、最初に試食とは別の部屋で本格的なテイスティング
を行いました。8種類あるとテイスティングのしごたえがあったようです。
坂田社長にワインごとに説明をしていただきました。
小林さんの綿密な温度管理のもとワインが提供されました。
小林さん曰く「ワインは特に飲む温度とグラスが重要」だそうです。



テイスティング終了後に8種類のワインと日本の料理をあわせてみました。


今回の試飲、試食はこちら

 試飲ワイン
①スパークリング 白/②深雪花 白/③深雪花 ロゼ/④深雪花 赤
⑤マスカット・ベーリーA 2010/⑥ヘリテイジ 2010
⑦ブラック・クイーン 2010/⑧レッド・ミルレンニューム 2011

試食メニュー
鯵のなめろう/鯛の和風カルパッチョ/カツオのたたき/ポテトサラダ/トマトの煮浸し
/長芋とオクラの梅肉、塩昆布和え/栃尾の油揚げ(生姜と黒大豆納豆添え)
白菜の古漬け/ぶりの照り焼き/豚ロースの生姜焼き/韃靼蕎麦

本当に日本の料理と合うおいしいワインだと参加者からはとても好評でした。

特に、 深雪花 ロゼとカツオのたたき、栃尾の油揚げのマリヤージュは絶品でした!

次回は、7月21日 岩手県のくずまきワインを取り上げます。(by t)

2012年7月8日日曜日

異文化体感イベントvol.8「タイ語の響きを体感する」開催しました!


みらい館大明 coco café 異文化体験イベント
「タイ語の響きを体感する」を開催しました! 

普段は美味しいコーヒーやホットドッグを提供しているcoco caféとの協働で行っている異文化体感イベント。8回目となる今回はメコン地域を取り上げ、今月は「言葉」をテーマに、タイ語のやさしく美しい響きを体感してもらいました。



スタートは、カフェイベントならではのランチから。スパイシーなタイ料理を食べながら、その作り方やタイ料理のバリエーション、タイの風景を映像で紹介しました。



<☆今回のランチメニュー☆>
●タイのイエローカレー(チキン、じゃがいも、タマネギ入り)
●春雨サラダ、エビセン
●ココナッツゼリー
●タイフルーツ(ランブータン、パイナップル)


食後はタイ語体験コーナーです。簡単なタイ語の構造の説明があったのですが、タイ語は声調があるため、同じ音でもイントネーションが違うと意味も違ってくると聞いたため、実際に口に出すのも、ちょっと緊張したようすでした。

そしてゲストのタイ人俳優プラディット氏による詩の朗誦が続きました。題材になっているタイの伝説や古典文学の説明もあり、滅多に聞くことができない流麗なタイ語の響きに興味深く耳を傾けていました。特に、JOKO演劇学校の生徒さんたちにとっては、プラディット氏の張りのある声とその発声は印象的だったようです。

ランチも含めて1時間45分では時間が足りなかったようで、終了後も、タイに行くならいつがいいか、タイではどのような国語の授業があるのかなどの質問が続きました。

2012年7月4日水曜日

日本食文化考察シリーズ第三弾 ”日本ワインをもっと楽しもう”始まりました!

本講座では、4回に分けて日本のワイナリーを一か所づつ取り上げます。

 初回は、6月30日に山梨県の中央葡萄酒です。
 レクチャーゲストは社長の三澤茂計さんです。
 三澤さんは、日本ワインを牽引しているキーパーソンのお一人で多忙の中、当日、山梨からいらしていただきました。

 レクチャーでは、ワイナリーの特徴や使用している甲州という葡萄の品種のこと等をお話ししていただきました。
 新しい葡萄の木づくりに挑戦していらっしゃるのですが、木が落ち着いて、評価するに値するようになるのは、娘の代では、まだ不可能で、孫の代でやっと叶うだろうというお話でした。良いものを作るのには時間がかかるのですね、非常にスケールの大きいお話です。


 40分のレクチャーの後、6種類のワインをテイスティングをしながら、ワイン個別の個性のお話や参加者の質問にお答えを頂きました。

試飲したワインは以下になります。
白)グレイス甲州、グレイス 茅ヶ岳、グレイス樽甲州(2本)セレナ エステートシャルドネ
赤)セレナ エステート メルロ
ロゼ)グレイス ロゼ

  ワインに合わせてみる食事はフードコンサルタントの久保田さんが、悩みぬいたあげくに確定させました。調理も久保田さんが陣頭指揮をとって行いました。

そのメニューは以下になります。

マグロの霜降りヅケ/鯛の昆布〆/鯵の酢〆/イカの塩・レモン
冷や奴の柚子胡椒ソース(鶏ささ身の酒煎りと三つ葉添え)
大根の梅・塩昆布ソース/出汁巻き卵/冷やしおでん/うざく/枝豆と新生姜のかき揚げ
肉じゃが/豚の肩ロースト角煮/ちらし寿司


 参加者は、ワインと提供された料理が本当に合うのかを多くの組み合わせで試していました。「このワインは、この食べ物に合う!」等同じテーブルになった方と楽しそうに話す姿がみうけられました。

試食の時間に三澤さんが各テーブルに座って参加者とお話しをして下さり、アンケートには三澤さんのワインに懸ける情熱に感銘を受けったという声が数多くありました。


                     
                       (左端が三澤さんです)

参加者の皆さんは日本ワインを久しぶりに飲む方、初めて飲む方等馴染みがあまりない方も多くいましたが、日本ワインのおいしさ、そして日本の食事と合うのだということを体感してくれたようです。

二回目は7月7日で岩の原葡萄園を取り上げます。レクチャーゲストは社長の坂田敏さんです。
(by t)