2011年8月25日木曜日

いけぶくろ自然くらぶ第6回 終了

少し時間がたってしまいましたが、8/1に開催したいけぶくろ自然クラブの様子を報告します。
6回目となる今回は「草木染め」と「竹とんぼづくり」をみらい館大明で行いました。

草木染めは、びわのハと玉ねぎの皮を使って、ハンカチを染めました。
はじめにクイズです。「びわのハと玉ねぎはそれぞれ何色に染まるでしょう?」。子どもたちから「玉ねぎは茶色、びわのハは深いみどり色」などの意見がでました。正解は染まってからのお楽しみです。

まずは、しぼりの模様をつけるために、ハンカチの好きなところを輪ゴムで留めていきます。みんなできあがりを創造しながら、たくさんの輪ゴムで留めたり、斜めに列をつくって留めたりしていきました。その間あらかじめ取っておいたびわのハと玉ねぎの皮を煮出しておきます。輪ゴムで留めたら、ハンカチをそれぞれの鍋の中へ。

びわのハは、大明にあるびわの木からいただきました。ハンカチを煮ている間に、実際にみんなにもハを取ってきてもらいました。中にはみんなの顔よりも長いハを取った子も。


取ったハは、きれいに洗ってはさみで刻みます。みんな交代でザクザク切って、鍋の中へ。びわの鍋からは、甘酸っぱいにおいが。「これ飲める?」と聞いてくる子も。びわのハ茶はありますが、今回はハンカチが入っているので残念ながら飲めません。

煮た後は、色を定着させるためにミョウバンの入った液につけます。すると、色が変わっていきました。玉ねぎはきれいな山吹色に、びわは淡い紫色に。さらに鍋の中にいれて何度か繰り返します。

ハンカチに色をつけている間に、お待ちかねの竹とんぼづくり。

今回作る竹とんぼは、うすく切った竹の皮を使った良く飛ぶ竹とんぼです。みんな、講師の君島先生の話をよく聴きながら作業を進めていきます。カットされた羽の角を削り、さらに羽のバランスを取るために、重い方の羽を薄くしていきます。そして作業で一番気をつかう部分は、羽の部分の竹を火であぶり、角度をつけること。火を使う作業ですが、先生の指導のもと、ひとりひとりやってもらいました。羽と棒をつけて、最後にペンで竹とんぼに模様をつけました。

完成したら早速飛ばします。始めは竹とんぼを手のひらでうまく回転させられなかったみんなも、だんだんと慣れて、自分の飛ばしたい方向へ飛ばせるようになりました。では、傘の中にいれてみましょう。ひっくり返した傘のなかへ、竹とんぼを飛ばします。中には30回以上も傘の中へ飛ばせた子も。普通に飛ばせるようになると、今度はひっくり返して逆さまの状態で飛ばしたり、みんなで竹とんぼをキャッチしたり、遊び方もみんなでつくりだしました。



いけぶくろ自然クラブの今後の予定は以下の通りで、現在、参加者募集中です。

第7回 終了
8/19(金) 10:00-15:00 夏の生き物観察たんけん みらい館大明
第8回
9/17(土) 10:00-12:30 エダマメの収獲 みらい館大明
第10回
10/2(日)8:45-18:30 稲刈り 埼玉県ときがわ町
第11回
11/6(日)10:00-12:30 大豆の収獲 みらい館大明

0 件のコメント:

コメントを投稿