2011年8月29日月曜日

焼酎をめぐるおいしい旅 ~鹿児島編~ 開催!

 主催講座で日本食文化考察シリーズが始まりました。
 

 この講座は食を通して日本各地の文化を体感するという内容で、第一弾は「焼酎をめぐるおいしい旅」。焼酎のグラスから地域文化を眺めてみます。
 その第一回目となる鹿児島編を8月28日に開催しました。鹿児島といえば”いも焼酎”!さつまあげ!レクチャーあり、試食ありの内容でした。進行はフードコーディネーターの久保田淳さんです。

 講座の最初は「本格焼酎の現状と美味しい飲み方」と題したレクチャー。
ゲスト講師は、 小正醸造株式会社の上酔尾(かみえのお)淳一さんと、鹿児島県 観光物産課の片野坂昭彦さんです。
上酔尾さんが、焼酎の定義、薩摩焼酎の定義、本格焼酎と甲類焼酎の違いといったことから専門的なことから、おいしいロックの作り方など、すぐ使えるノウハウなどを楽しく、わかりやすくお話ししました。ちなみにおいしいロックはマドラーで1から2回まぜるだけでなく、20回位までるとグラスも冷え、味もまろやかになるということでした。



レクチャーの後は、3種類の麹を香りからと説明から試飲して当てるというゲームを行いました。
正解者には、プレゼントをお渡ししました。下の写真は試飲して、どの番号のグラスがどの麹なのか考え中のところ。。


白麹、黒麹、黄麹、それぞれの好みはわかれるところです。

さていよいよ、鹿児島料理と、数種類の本格いも焼酎の試飲タイムです。

今回の料理は、さつまあげ、きびなご丸干し、かつおのたたき、黒豚炭火焼き、薩摩鶏の炭火焼
等の鹿児島名産品と、いも焼酎に合う料理、麻婆豆腐とチーズを用意しました。
かつおのたたきは、鹿児島で使われている、関東の方には甘いと感じる醤油でいただきました。
「少しなめてみるとどうかなと思ったが、かつをのたたきにつけるとおいしい」と評判は上々でした。


いろんな種類のいも焼酎をレクチャーゲストの上酔野さん、片野坂さんのアドバイスによりロック、水割り、お湯割りと違った飲み方で楽しみました。



最後は、進行の久保田さんが参加者に感想をお聞きしして終了となりました。

参加者のアンケートでは、レクチャーがとても評判が良く、また、「焼酎のイメージが変わった!」「いも焼酎をもっと飲んでみたい」という感想もありました。焼酎や食べ物から地域の文化を体感できる楽しい講座になったと思います。
小正醸造からは焼酎だけでなくグラスも提供していただきました。上酔尾さん、本当にありがとうございました!

本日用意した鹿児島の名産品は日比谷にある鹿児島遊楽館でそろえました。
ご興味のある方、のぞいてみてください。とても、おいそうなものが沢山並んでいます。

次回以降まだ空きがありますので興味ある方ぜひご参加ください。(by t)

2回目は熊本編 9月4日(日)午後2時~
3回目は沖縄編 9月11日(日)午後2時~

問い合わせ・申し込み みらい館大明 03-3986-7186

2011年8月25日木曜日

いけぶくろ自然くらぶ第6回 終了

少し時間がたってしまいましたが、8/1に開催したいけぶくろ自然クラブの様子を報告します。
6回目となる今回は「草木染め」と「竹とんぼづくり」をみらい館大明で行いました。

草木染めは、びわのハと玉ねぎの皮を使って、ハンカチを染めました。
はじめにクイズです。「びわのハと玉ねぎはそれぞれ何色に染まるでしょう?」。子どもたちから「玉ねぎは茶色、びわのハは深いみどり色」などの意見がでました。正解は染まってからのお楽しみです。

まずは、しぼりの模様をつけるために、ハンカチの好きなところを輪ゴムで留めていきます。みんなできあがりを創造しながら、たくさんの輪ゴムで留めたり、斜めに列をつくって留めたりしていきました。その間あらかじめ取っておいたびわのハと玉ねぎの皮を煮出しておきます。輪ゴムで留めたら、ハンカチをそれぞれの鍋の中へ。

びわのハは、大明にあるびわの木からいただきました。ハンカチを煮ている間に、実際にみんなにもハを取ってきてもらいました。中にはみんなの顔よりも長いハを取った子も。


取ったハは、きれいに洗ってはさみで刻みます。みんな交代でザクザク切って、鍋の中へ。びわの鍋からは、甘酸っぱいにおいが。「これ飲める?」と聞いてくる子も。びわのハ茶はありますが、今回はハンカチが入っているので残念ながら飲めません。

煮た後は、色を定着させるためにミョウバンの入った液につけます。すると、色が変わっていきました。玉ねぎはきれいな山吹色に、びわは淡い紫色に。さらに鍋の中にいれて何度か繰り返します。

ハンカチに色をつけている間に、お待ちかねの竹とんぼづくり。

今回作る竹とんぼは、うすく切った竹の皮を使った良く飛ぶ竹とんぼです。みんな、講師の君島先生の話をよく聴きながら作業を進めていきます。カットされた羽の角を削り、さらに羽のバランスを取るために、重い方の羽を薄くしていきます。そして作業で一番気をつかう部分は、羽の部分の竹を火であぶり、角度をつけること。火を使う作業ですが、先生の指導のもと、ひとりひとりやってもらいました。羽と棒をつけて、最後にペンで竹とんぼに模様をつけました。

完成したら早速飛ばします。始めは竹とんぼを手のひらでうまく回転させられなかったみんなも、だんだんと慣れて、自分の飛ばしたい方向へ飛ばせるようになりました。では、傘の中にいれてみましょう。ひっくり返した傘のなかへ、竹とんぼを飛ばします。中には30回以上も傘の中へ飛ばせた子も。普通に飛ばせるようになると、今度はひっくり返して逆さまの状態で飛ばしたり、みんなで竹とんぼをキャッチしたり、遊び方もみんなでつくりだしました。



いけぶくろ自然クラブの今後の予定は以下の通りで、現在、参加者募集中です。

第7回 終了
8/19(金) 10:00-15:00 夏の生き物観察たんけん みらい館大明
第8回
9/17(土) 10:00-12:30 エダマメの収獲 みらい館大明
第10回
10/2(日)8:45-18:30 稲刈り 埼玉県ときがわ町
第11回
11/6(日)10:00-12:30 大豆の収獲 みらい館大明

2011年8月21日日曜日

講演会「おいしい食育革命」開催

本日8月21日に、食と子育てについての講演会を開催しました。
講師には、生ゴミを使った有機農業を広めるために、各地で年200回以上講演されている吉田俊道さんをお呼びして、とっても分かりやすい、食育のお話をしていただきました。


まず、先生が九州の保育園で実践されている、生ゴミを使った農業体験のお話を中心に、食の大事さと、良い野菜を食べた時の子どもの変化などについて話していただきました。

特に印象深かったのは、「おいしくて元気な野菜には虫や病気が来ない」というお話でした。なぜなら、自然の中では弱いものが食べられていくのが普通であって、強くて良いものが残るようになっているからだということでした。先生の情熱的でユニークな語り口もあって、「なるほど!」と思うことばかりでした。

後半には子ども達が抱える食の問題もお話していただき、具体的にどうやってご飯をたべさせたら良いのかをアドバイスしていただきました。

最後に先生からは、「生ゴミを使った野菜づくりは都会でも簡単にできる。まずは自分達一人ひとりが行動して、その良さを訴えていくことが大事です」と熱く伝えてくれました。

先生の詳しいお話や生ゴミでの野菜づくりについては本も出版されているそうです。
詳しくはこちらのサイトをご覧ください。
吉田さんが理事長をしている「NPO法人大地といのちの会」

みなさまのご参加ありがとうございました。
(By A)

夏休み親子工作教室を開催しました!!

こんにちは!
ここ数日、すっかり涼しくなりましたね。
先日までの、うだるような暑さがウソのようです。

さて、みらい館大明では20日に「夏休み親子工作教室」を行いました。
今回は「ブックスタンド」、「ティッシュケース」、「写真立て」の3つの中から好きなものを選んで、作りました。

おかげ様で定員15名を超えるお申し込みをいただき、にぎやかな木工教室になりました。
今回は大明のすぐ近くにある「池袋木工」会長の丸山さんにアドバイザーで来ていただき、工具の使い方など丁寧に教えていただきました。



午前中は組み立てる時間で、木材をノコギリで切り出して釘をトンカチで打つところから行いました。初めてノコギリを持つ子もいて、始めは戸惑ってる様子でしたが、お父さんお母さんの手助けもあって、全員無事に組み立てることができました。


お昼の休憩をした後は、絵具やポスカで色を塗ったり、絵を描いたりしました。
また自分達が持ってきた、好きなビーズや貝殻を接着剤で取りつけて仕上げていきました。
木の切り方もそれぞれの工夫が見られて、世界で一つだけの木工工作が出来上がりました。


冬にも違った形で親子工作教室を開催する予定ですので、是非またご参加ください!
(By A)

2011年8月13日土曜日

大明いち押しの大人向け2大イベント!!

●ラテンを感じる「ラテンdeナイト」 8月28日(日)
●食の文化を感じる「焼酎を巡るおいしい旅」 第1回:8月28日(日)


こんにちは。
まだまだ暑い日が続いてますね。

みらい館大明で今いち押しの2大イベントをご紹介します!
暑い夏も美味しい食べ物、楽しい発見、素敵な音楽で乗り切りましょう!
2つとも先着順で要申込ですので、ご希望の方はお早めに!!

●ラテンを感じる「ラテンdeナイト」 
日時:8月28日(日)17:30~19:30
場所:みらい館大明 coco cafe

メキシコビール、メキシカンコーヒー、スパイシーなラテン料理
アコーディオンが奏でる情熱と哀愁の調べ

参加費:2,500円 ワンドリンク+ワンプレートのおつまみ付
定員20名 先着順/要事前申込

●食の文化を感じる「焼酎を巡るおいしい旅」
第1回 鹿児島:いも焼酎と郷土料理
日時:8月28日(日)14:00~17:00
場所:みらい館大明 115教室

各地で親しまれている焼酎を通じて、
その地域の食や文化を楽しく発見します。
第1回は鹿児島をテーマに行います!

参加費:3,500円 各地の焼酎の試飲+郷土料理の試食付
定員15名 先着順./要事前申込

■会場:みらい館大明(豊島区池袋3-30-8)
   申込:電話か直接来館にて(Tel:03-3986-7186)

2011年8月4日木曜日

恒例のたいめい花火大会を実施しました

8月1日にたいめい花火大会を行いました。

開始直前にパラパラと雨が降りましたが、始まるとピタッと止んで無事に開催できました。
当日は過去最高の約430人の方が参加し、大人子ども含めて楽しんでいただきました。

花火を開催する前に、全員参加のジャンケン大会を行いました。
急きょ開催したんですが、皆さんとても盛り上がっていただき、勝った人にはちょっとした景品をプレゼントしました。


ジャンケン大会の後は、お待ちかねの花火大会。いろんな色の手持ち花火をお配りして、夏の風物詩をみんなで楽しみました。花火の後には、冷たくて甘いスイカをお配りして美味しくいただきました。


最後の締めくくりは仕掛け花火と打ち上げ花火です。打ち上げの大きな音が出ると、子ども達の歓声と共に綺麗な花火が夜空を飾りました。大明の花火大会は大きくて派手なものではないですが、これからも地域の方々に楽しく集まっていただけるような企画をしていきたいですね。
(By A)

たいめいシネマ2011夏 盛況でした。

名作映画の無料上映会 たいめいシネマ2011夏を7月30日に開催しました。

今回の上映作品はファミリー対象として、長編アニメ「ジャングル大帝」。原作は、伝説のアパートときわ荘に住んでいたことで豊島区ともゆかりのある手塚治虫です。大人対象は昨年上映して好評だった”狂った果実”に続き石原裕次郎主演の「夜霧よ今夜も有難う」の2作品。

恒例の上映前の作品解説を、みらい館大明で勉強しているJOKO演劇学校の1年生が行いました。

「ジャングル大帝」では特製フィリップを用意して舞台となるアフリカについて説明し、作品の世界に入るきっかけとして好評でした。



「夜霧よ今夜も有難う」では大ヒットした主題歌を歌唱してから作品の解説を行い、一緒に歌う来場者の姿も。解説で歌うためにスーツに着替えています!解説終了後に拍手がおこりました。



「ジャングル大帝」は子供の時みて感動した手塚作品を自分の子供たちと一緒にスクリーンで見られることに感激した、という声がありました。

「夜霧を今夜も有難う」は、裕次郎主演の映画をスクリーンでもう一度見たかったという声も多くあり、没後20年以上になる石原裕次郎の人気の高さを再確認しました。

両作品とも来場者にとって満足度の高い上映だったようです。
次回の大明シネマは12月を予定しています。

ご覧になりたい名作映画がありましたら管理窓口にお伝えください。
権利等で上映が難しい作品も多いのですが、検討させていただきます。(by t)

いけぶくろ自然クラブ 第5回 開催しました。

5回目は、一泊二日(7月17日・18日)で、埼玉県の比企郡ときがわ町、東松山市に行ってきました。今回は盛りだくさんのプログラム。

まずは、ときがわ町の自然クラブの田んぼの草取りをしました。田んぼの泥の中でイネを踏まないように草を取っていくと、アメンボやカエル、クモがいたり、バッタが脇で飛んでいたり、色々な生きものに出会うことができました。

次はお待ちかねの「川あそび」。田んぼから川までは、丘を越えながら20分ほど歩きます。途中で蛇の抜け殻や毛虫とも遭遇。毛虫も先がオレンジで、少し綺麗なその毛虫を発見者の参加者の男の子はしっかりカメラに収めていました。


とても暑いなか歩いたにも関わらず、川につくと子どもたちは元気いっぱい!沢ガニやカエル、小さな魚をつかまえたり、ヤゴの抜け殻を発見したり、岩から川へ飛び込んだり。遊び方は様々です。

夏でも冷たい川の水で遊んだあとは、温泉でしっかり温まって、宿泊する「風と土の館」へ。夜ごはんはカレーと夏野菜たっぷりのサラダ。自然クラブでは、盛り付けも片付けも自分たちで行います。しっかり食べて、食べ終わったら食器を洗って、ふきんで拭いていきます。手分けしてとても早く終えることができました。


1日目、最後のプログラムはホタル観賞。日が沈みだした頃、ホタルの出るスポットへ車で繰り出しました。ホタルは暑すぎるとあまり出てこないそうです。日差しもとても強く川あそび日和だったので心配しましたが、ホタルを発見!参加者の子どものお父さんが見事手のひらのにホタルをキャッチ。子どもたちも順番に手のひらにのせて、目の前でホタルが光るのを体験することができました。今回見たのはヘイケボタル。日が沈み、辺りがくらくなると、ピカッピカッとあちこちで、光るのを見ることができました。

2日目、朝の日差しが自然と入る風と土の館では、みんな早起きです。早速朝ごはんのサンドウィッチの野菜の収穫をしに畑へ。目の前に畑があるのも、元農家の家ならでは。きゅうり、ミニトマト、なす、ネギを収穫。きゅうりとトマトは洗って、自分たちで切ります。ゆっくりゆっくり丁寧に切ってくれました。ツナマヨとスープも用意して、朝ごはんの完成です。
朝ごはんを食べて一休みしたあとは、昼ごはんの流しそうめんの準備。まずは裏にある竹林から立派な竹を選んで切り出し、その後はナタで半分に切り目を入れていきます。こちらはスタッフにお任せして、子どもたちはそうめん用の麺つゆ入れを、竹を切ってつくりました。そして大人気の火の番もしてもらいました。今回も外でかまどを用意し、そうめんをゆでました。準備ができたら、そうめんを流します。食べるのを忘れ、そうめんを取るのに夢中になる子も(笑)。楽しくたっぷりいただきました。




盛りだくさんの2日間。最後は再び川あそび。川エビやちいさな魚、色々な種類のヤゴ、トンボ、カエル、水草、色々な生きものに出会うことができました。

いけぶくろ自然クラブの今後の予定は以下の通りで、現在、参加者募集中です。

7
8/19(金) 10:00-15:00 夏の生き物観察たんけん みらい館大明

8
9/17(土) 10:00-12:30 エダマメの収獲 みらい館大明

10
10/2(日)8:45-18:30 稲刈り 埼玉県ときがわ町