2月5日(日)に日本食文化考察シリーズ第二弾「日本酒から東北食文化を再発見!!」
第一回宮城編がついに開催です!
最初、一ノ蔵酒類販売株式会社の営業をしている志村直人さんに「日本酒の特定名称酒についてと楽しい飲み方について」と題したレクチャーをしていただきました。
レクチャーの前に一ノ蔵酒造が去年の震災から現在に至るまでの過程やお客様たちからの応援メッセージをまとめたVTRを鑑賞。
去年の震災の記憶は何もしなければ風化していく一方ですが、現在も長い復興に向けて動き続けている人たちがいることを忘れててはいけませんね。
今日は東北の美味しいお酒と郷土料理を食べて、目いっぱい東北のことを応援しましょう!
志村さんのレクチャーはためになるお話が満載!
皆さん大きくうなづきながら話お聞いています。
内容を少しご紹介すると、特定名称酒とは?(本醸造・純米酒・吟醸酒の分け方)
生酒とは?原酒とは?他にも日本酒の飲み方についてなど、盛りだくさんの内容でした。
印象に残っている話しのひとつは、燗には温度によって呼び名が様々あるということ!
常温(20度)を基準に日向燗(30度)人肌燗(35度)ぬる燗(40度)上燗(45度)
熱燗(50度)飛び切り燗(55度)こんなに区別があるんですね、更に涼冷え(すずひえ=15度)
花冷え(10度)雪冷え(5度)・・・面白いですよね。
そして参加者お待ちかねの試飲試食の時間です。
今回飲み比べしたのは5種類。その中でも今回の大目玉は特別酒の「立春朝搾り」!!
これは立春の日の0時から絞って瓶詰したもので、東京ではなかなかお目にかかることができません。
みなさん、歓声をあげて参加者同士感想を言い合っていました。
郷土料理もどんどんテーブルに出てきます。
フードコーディネーターの久保田さんの説明を聞きながら、お酒との相性を確認しながら東北の郷土料理に舌鼓を打ちます。
料理メニューは以下
長なすの漬物、なんばん味噌、しそ巻き、笹かま、ほやの一夜漬け、仙台麩の卵とじ、牛タン、牡蠣の酒蒸し、さんまの酢〆、チーズ、温麺…
参加者の中でお酒がまったく飲めない方がいたのですが、それでも種類豊富な郷土料理を食べることができてとても満足したとのことです。
第2回福島編と第3回岩手編はまだ若干余裕があるので、ご興味のある方はお早目にお問い合わせください。
福島編 2月19日(日)午後3時~6時
岩手編 2月26日(日)午後3時~6時
0 件のコメント:
コメントを投稿